麩ができるまで
グルテンと数種類の独自にブレンドした餅粉で生麩の生地を作ります。
グルテンは適切な温度で管理し、異なる性質のものをブレンド。餅米粉は厳選した産地の異なる数種類のものを使用しています。その日の温度や湿度により、仕込み時の配合や水分量を調整しています。
生麩に濃淡をつけるため、生地に色を付けます。
美しい濃淡を作るには、色の違う生地を均等に重ねていく熟練の職人技が必要です。
一定の重量に分割した生地を、職人が一つ一つ均等な太さの棒状に手作業で伸ばしていき、型に入る形に成型します。
棒状の生地を、もみじや桜の型に入れ、
釜で茹で上げます。茹で時間や温度の管理は、熟練の職人がその日の天気や温度、生地の状態から判断し調整します。
出来上がった生麩を流水で冷まし、一本一本の、形、穴あき、異物付着を検品し、生麩が完成します。